働き方の多様化に伴って、フリーランスという働き方を選ぶ人も増えていますよね。
私は現在、フリーランスとして働きながら、4歳と0歳の2人の子どもを育てる主婦です。
約2年前までは正社員として会社に勤めていましたが、一念発起して退職し、そこからフリーランスの道へ。
会社員とワーママ、それからフリーランス。これまでの経験が、働き方で悩む方のヒントになればいいなと思いながらこの記事を書くことにしました。
「フリーランスに興味がある」「妊娠、出産、育児しながらフリーランスとして働けるの?」
そういった疑問をお持ちの方が本記事を読んで、そのお悩みを少しでも解決できたら幸いです。
フリーランスとして働きながら2人目を妊娠
まず最初に、簡単に私のプロフィールを紹介させてください。
30代、4歳の娘と0歳の息子の育児中。
2回の転職を経て、3社目に正社員として勤めていた会社を退職し、現在はフリーランス2年目。
主にWebライターとして、2つのクライアントから案件をいただきながら働いています。
現在0歳の息子は、実はまだ生まれたばかり。
妊娠がわかったのはフリーランスとして働き始めてすぐのことでした。
念願叶って2人目の妊娠だったものの、会社員を辞めて間もなかったため、正直不安もありました。
「出産後、どのくらいで復帰できるのかな…」
「産休に入ったら仕事がなくなってしまうかも」
そしてなにより「お金どうしよう!」という不安が大きかったのを覚えています。
今のうちに稼げるだけ稼ごうと考えた
元来、切り替えが早い性分だったため、まだ動ける今のうちに稼げるだけ稼ごう!と考えました。
ここまで読んでくださった方は、もしかしたらもうお気づきかもしれませんが、そうです。私はあまり計画性がありません。(小声)
行動力はよく褒めていただけるものの、
「うーん…まあとりあえずやってみよう!」
と、行動し始めることがこれまでも多かったように思います。
少し話がそれてしまいましたが、とにかく今はまだお腹も出ていないし、出産までにお金を貯めようと考えたのです。
在宅でできるWebライターの仕事を増やした
そうしてやる気に満ち溢れていたのもつかの間。
2人目の妊娠初期はつわりがめちゃくちゃにしんどかったのです。
1人目の妊娠中とは比べ物にならない体調の悪さで、気持ちと体が反対方向を向いていました。
実は私はWebライターの仕事以外にも、美容の仕事もしています。(今は育休中ですが)
美容の仕事の合間にWebライターとして記事を書いていたのですが、
「つわりが酷くて接客業はできない!」
と諦めて、誰にも会わずメイクをしなくてもできるWebライターの仕事を増やすことにしました。
Webライターは在宅でできますし、時間が決まっているわけではないので体調と相談しながら仕事を進めることができました。
個人的に「フリーランスでできる仕事ってないかな?」と考えている方にWebライターはおすすめです。
そして結果的に、このときWebライターの仕事を増やしたことが今の働き方に繋がっています。あとで詳しくご紹介しますね。
フリーランスは手当てがない!出産前、いつまで働く?
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、何の手当もないんですよね、フリーランスって。
会社員時代に1人目を出産した際には、出産手当金と育休手当で結構な額をいただいていました。
「ありがたかったなあ~。あ、フリーランスだからもうその手当はないんだなあ」
と思い、フリーランスでも何か給付とかあるのかなと調べてはみたものの、雇用保険なども払っていないから当然あるわけもなく。
出産一時金があるだけでもありがたいですよね。それはそう。
とはいえ、この時ばかりは会社員の保証の厚さとフリーランスの差を肌で実感しました。
産休も育休も自分で決めなければならない
会社員ではないので、どれだけ産休育休を取っても誰からも何も言われることはありません。
誰にも何も言われないということは、すべて自分で決めなければならないということ。
私の場合は結局出産予定日だった月の前月までは美容の仕事を続け、ライターの仕事は出産1週間前まで続けました。
今思うと「もっと早く休めばよかったかな」と感じますが、当時は体調と相談しながら、無理のない範囲で続けていたのでそこまで負担には思わなかったです。
産後2ヶ月半で仕事復帰した
結局私は、産後2ヶ月半で仕事を始めました。
上の子のときは1年間育休を取得し、保育園に預け始めてからの復帰だったので、比べると「頑張っているなあ」と感じます。
でも早期の仕事復帰ができているのは、2人目の子があまり手のかからない子だからだと思います。
よく寝てくれるしあまり泣かない。そうでなければこんなに早く仕事復帰するのは難しかったでしょう。
産後の仕事は在宅でWebライターから復帰!
現在は、Webライターをメインに仕事をしています。
ありがたいことに仕事を依頼してくださるクライアントも増えて、継続して案件に取り組めているので収入も安定してきました。
妊娠中つわりが酷く、美容の仕事が思うようにできなかったときに在宅でできるライターの仕事に切り替えて続けていたことが、今に繋がっているのではないかなと感じます。
美容の仕事も好きなので、遠くないうちに再開できたらなと考えています。
でもやっぱり、無理はしない、当然ながら子どもが一番大切で優先するべきことというのは忘れずにいたいです。
子育てしながら働くフリーランスの1日のスケジュール
子どもはまだ3ヶ月なので、授乳や睡眠のリズムが安定してくるのはこれから。
毎日同じサイクルではありませんが、大体このようなスケジュールで過ごしています。
6:00 | 起床、仕事開始 |
6:30 | 夫と娘が起床 朝ごはんは夫が作り、娘と2人で食べている横で私は仕事をしています |
7:00 | 一旦仕事終わり、朝ごはん |
7:30 | 夫と娘が保育園へ出発 |
8:00 | 家事、息子の授乳 |
9:00 | 仕事再開 現在は息子が午前中よく寝るので2~3時間仕事をします |
12:00 | 一旦仕事終わり 昼食、息子の授乳、絵本を読んだりおもちゃで遊んだり |
14:00 | 仕事再開 |
15:00 | 仕事終わり、授乳後に息子と遊ぶ |
17:00 | 娘を保育園へお迎え、帰宅してから夕食づくり |
18:30 | 息子の授乳後、娘と夕食 |
19:30 | 娘とお風呂 |
20:00 | 夫帰宅、息子とお風呂 |
21:00 | 息子の授乳、娘寝かしつけ |
こんなにうまくいく日の方がもちろん少ないので、納期を見ながら子どもたちが寝た後に仕事をすることもあります。
息子がよく寝てくれるので、これだけ今でも働けているんだなあと思っています。
フリーランスで妊娠・出産して感じたメリットデメリット
会社員時代の妊娠・出産と今回フリーランスとして働く中で妊娠・出産を経験して、両方を経験したからこそ感じる「メリット」「デメリット」をお伝えします。
メリット
- 妊娠中つわりなどで体調が悪いときは遠慮なく休める
- 勤務時間が決まっていないので自由に働ける
- 体調に合わせて仕事量を調節できる
- 人間関係のストレスがない
私個人としては、通勤電車に乗らなくてよかったのがなによりもよかったです。
娘の妊娠中はまだリモートワークが今ほど普及しておらず、オフィスへの出勤が当たり前だったので体調が悪い日も這うようにして電車に乗っていました。
在宅ワークで働くフリーランスなので、それらのしんどさが一切なかったのが私にとって大きなメリットの1つでした。
デメリット
- 手当や保証がない
- 孤独感を感じるときもあった
フリーランスで妊娠、出産するデメリットを考えてみましたが…やっぱり少なかったですね。
ただ、会社員にはあるような手当や保証がないのは大きなデメリットかなと感じます。
私に計画性がなかっただけで、ほかのフリーランスママさんはきっと経済面も計画的にされているのではないでしょうか…!
それによってデメリットも感じずに過ごせるかもしれません。
フリーランスで妊娠・出産はメリットもたくさん
私にとってフリーランスという働き方は、会社員時代の悩みやストレスをすべて解消できる働き方なので、例え保証がなくてもフリーランスを選んでよかったなと後悔していません。
また、今回フリーランスで働きながら妊娠、出産を経験したことで、頑張ればやれないことはないという自信も得られました。
もちろん1番大切なのは子どもたち、家族で、産後は無理をしてはいけない時期です。
それでも在宅ワークで無理のない範囲で復帰して、経済的な安心と育児以外の楽しみもでき、メリハリをつけて生活できているように思います。
もし働き方にお悩みのママさん、プレママさんがいたら、
「こんな働き方もあるんだな~」
程度に見ていただけたら嬉しいです。
誰かに相談したい!ということがあれば、よかったらぜひお問い合わせフォームからご連絡くださいね。
今日も読んでいただきありがとうございました!
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